ヘルシー・クリスチャン・ライフ

「信仰と忍耐」 ヘブル人への手紙6章12節

2006年10月22日
ホープ・チャーチ スティーブン・ケイラー師

 

 

 

第1部 「神を信じる信仰」

ヘルシーな教会の秘訣は、基本を大切にすること。

マルコ11:22,23 「神を信じる信仰」

私たちは何を信じるか。「神」を信じることが信仰の原点。
「不可能なことをいとも簡単に信じる」信仰である。

聖書の言う信仰の色

 @絶対的なもの

    「いわしの頭も信心から」、「わらをも掴む」というものではない。確かなもの。神は絶対である。

 A肯定的なもの

リック・ウォーレン牧師(「人生を導く5つの目的」の著者)

  「成長している教会の共通の特徴」は信仰のスピリット。」

信仰は難しくない、単純なもの。

  @信仰は絶対的な確信

    今日、この教会に来るためにJRの時刻表を調べ、疑いも無くそれを信じて来た。
    なおさら、聖書は信じるべきもの。

  A信仰は絶対的な信頼

    100%信頼していなければ(信仰の)病気だと思っていい。
    今日、新幹線に乗って、間違いなく熊谷まで来れることを信じ、座席に身を委ねて来た。
    それができるなら、神に委ねることは当然。

  B信仰は絶対的な期待

信仰の対象

  @神さまの絶対的な存在を信じる

  A神さまの正しい主権を信じる

  B神さまの個人的なかかわりを信じる

  C神さまの真実なみことばを信じる

  D神さまの恵み深い豊かさを信じる

 

第2部 「耐え忍ぶ不屈の信仰」

信仰は短距離走ではない。息の長いもの。

九州の大牟田で伝道していた父が、洗礼を授け、47年前に東京へ行くKさんを見送った。
それ以来Kさんからは何の音沙汰も無かった。しかし先日、Kさんから連絡があり、47年間、信仰を守り通していることを知った。

ヘブル 12:1,2 「忍耐を持って走り続ける」

わたしたちの信仰生活は、信仰だけでなく忍耐が必要。わたしは千代の富士の断髪式で「不撓不屈の男」ということばをはじめて聴いた。
不屈とは、どんな困難があっても続けること。イエス・キリストこそ、「不屈の男」である!

今のクリスチャンは甘い。困難があるとすぐにやめてしまう。
初代教会は、最初から困難があることを伝えた。

ヘブル12:1「証人たち」とは11章のヒーローであり、彼らは苦しみを経験し、この地上では約束のものを得ずに死んだ。
イエスご自身も、困難から逃げなかった。イエスは栄光に入る前に十字架を通らねばならなかった。

ローマ12:12 艱難に耐え

Uテモテ4:5 困難に耐え

マタイ4:13 最後まで耐え忍ぶ者は

ヘブル10:36 約束のもの手に入れるのに必要なのは忍耐

聖書の「忍耐」の原語(ギリシャ語)=フポ(下に)メノ(残る) の意味は、単に我慢することではない。

  @どんなことにも動かされない、くじけない、逃げない、あきらめない

    人生の困難に動かされない

    自分の感情に動かされない

    周りの人々の意見に動かされない

    世の誘惑に動かされない

  Aどんなことにも止められない

    前に進み続ける、やめない、「かっぱえびせん」クリスチャン

    信じることをやめてはいけない

    夢を見ることをやめてはいけない

    感謝すること、喜ぶことをやめてはいけない

    ささげることをやめてはいけない

    祈るjことをやめてはいけない

    福音を伝えることをやめてはいけない

    人々を愛することをやめてはいけない

(文責:Web管理者)